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電気工事をのぞいてみましょう。築40年のマンションのスケルトン工事 東京都三鷹市の古宇田ホームのリフォームhttp://www.re-kouda.net

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5階建のオーナーマンションです 1階がご両親の住まい。他は賃貸のスペースです。工事を行う3,4、5階はメゾネットになっていて、ご家族用の貸し室でした。この度は、オーナーさんのご家族のお住まいにします。

えぇ!エレベータがないの!仕事場は345階なのに。うわぁ これは大変だなと思いつつ着手になりました。又現場には荷下ろし用の駐車スペースもなく、トイレも有りません。やっぱりちょっと大変でした。

撤去物が多く、運び出しが多い解体工事は、解体屋さんにお願いしました。少しは気が楽になりましたが終わった訳では有りません。

階段は特に1階、2階は狭いのです。これが最後まで私を苦しめました。とにかく大工さん始め電気屋さん、水道屋さん等の職人さんも大変だったと思います。

木材は長いし、合板は大きく。建材も長く、扉もかさばって重かった。キッチンセットや家具類も箱入りで大きく、山登りのごとく一生懸命階段を一歩一歩上がるだけです。みんなで力を合わせなければ出来なかったことも有りました。キッチンセットのカウンターは梱包のまま4階へ入れる為、5階屋上からロープで引上げてもらい下からもロープで支え、4階の窓から数人で箱の下部を室内へ引っ張り込むと言う作業でした。このときばかりは、なんか、もう、やけくそって感じでした。

そんなことで、私はしばらく工事が終えるまで、材料運びやゴミ(発生材・残材)搬出で相当に体を鍛えさせていただきましたが。

古いマンションのスケルトンのRCの躯体はなんか痛々しいですね。既存の設備配管や電気設備も年月を経ているので状況を各専門家と確認をして、具体的に問題点や作業内容検討していきます。特に給水管は鉄管の場合は要注意です。排水配管は主管に結ぶ配管勾配や経路に注意します。それによって床の高さや天井の高さに影響するからです。排気ダクトも天井の高さに関係します。

既存窓サッシのアングル(窓枠を取付ける為の)は隠れたポイントです。アングルが有るかどうかは意外と行程に響きます。壊れたりしていると先に製作して用意しなければなりません。窓枠の取り付は早い時期に行います。それで壁の仕上げ位置や天井の端の位置を決めます。

電気工事は、これまでの東電の引き込み線では、改築計画の増設に耐えられる幹線の太さではないので、別途で新しい幹線を引込み、新しい電気メーターを取付ける申請としました。そのほうが安全で、安価になりました。震災の関係で引込のタイミングが難しかったです。

この度の電気工事は材料支給としました。                                           参考として電線の種類と特徴をメモします。

3階のコンセント配線計画図です。他に電灯用配線(スイッチ)計画図も作成します。

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4階のコンセント配線計画図です。他に電灯用配線(スイッチ)計画図を作します。

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5階コンセント配線計画図です。他にも電灯配線(スイッチ)計画図を作成します5

Fケーブル1.6mm×2芯は一般的なスイッチやコンセント用に使用します。

Fケーブル2.0mm×2芯は単独配線用(専用回路)です。 しいて言えば分電盤から最初のコンセントや電灯までに使用します。

Fケーブル1.6mm×3芯は主に電灯スイッチ2個用(洗面所とトイレ)のスイッチの部品に使用します。

Fケーブル2.0mm×3芯容量の大きい単独のアース付きコンセント(IH・食洗機・乾燥機・電子レンジ・ドラヤー等)として使います。

給湯器用リモコン配線。インターホーン用2芯配線。

インターネット用光配線はCD管にCAT6のLANケーブルの配線を入れます。

TV用同軸線も配線も忘れないでください。

TEL配線用配管も有ります。  

申請用引込幹線・外部メーター・分電盤配置配線計画                                                            

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各配線が分電盤に集まってきた様子。                                           上の5階、4階から3階の配線も集めてきました。3階の分電盤へ集めて結線していきます。間違えないように、それぞれの電線には全て場所や位置・特徴なども書いてあります。現場で見るとすごい量の電線だなーと感心してしまいます。

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東電の配線までに幹線引込と分電盤の取付と各配線の結線工事をして置かなければなりません。

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東電の配線が無事終えました(リミッターブレーカーも着いています。これで外部にメーターがつきました。電気も流れています。

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外部から引き込む幹線は CV14m㎡×3Cを使用しました。分電盤(panasonicQR3624)は漏電遮断機(ELBアースリミッターブレーカー)付き。東電が契約容量を決めるLB(リミッターブレーカー)を付けます。電力量メーターは東電で付けてもらいます。電気メーターボックスpanasonic BQKN8311Wは電気屋さんが付けます。

築を含め工事を終えたのですが震災の為、洗面器・便器・ユニットバス等の住宅設備の納期が未定のため、現場を開けてあります。

下請け工事でした。計画平面図を頂いていますが、大事な寸法がありません。電気レイアウト図や設備レイアウト図も早めに必要です。各メーカーが発行している住設器具の納まり図面も早く下さい。ポイントの説明も頂きたいですね。工事が始まってから決めていくのは、現場の混乱の元です。何とか納めていますが、手戻りや手待ちの仕事も多くなってスムーズに進みません。リフォーム工事は建築工事の中でも難しい仕事ですので、川上の方でしっかりよろしくお願い致します。

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